スノードロップ
皆さんこんにちは!本日の記事は小野寺が担当します!
皆さんはスノードロップという花をご存知ですか。2~3月に咲く名前の通り雪のように真っ白な花で、「待雪草」や「雪のしずく」、「雪の草」などとも呼ばれています。
雪の近くにうつむき気味に咲くスノードロップは、同じ時期に咲く梅のような華やかさはありません。しかし、それでも梅と肩を並べ、「春を告げる花」の代表となっています。春といえば華やかなイメージを浮かべる方が多いでしょうが、あまり華やかなイメージのないスノードロップが「春を告げる花」と言われるのはなぜでしょうか。
スノードロップは雪が降り積もる地面に咲く花です。そこには確かに華やかさはありませんが、寒さに負けず咲こうとする健気さが感じられます。努力が実った表現の1つとして、「大輪の花を咲かせる」という言葉を使いますが、雪の中に健気に咲くスノードロップの姿は、まさに春の大輪の準備のために努力している人々の姿と重なることでしょう。それこそが、「春を告げる花」と呼ばれる所以ではなのだと思います。
華やかな見た目の人はとても美しく見えます。しかし、健気に努力する姿は、見た目の美しさとは比べ物にならないほど人に「美しい」と思わせるものです。
スノードロップの花言葉は、「希望」。新生活や就活の準備で何かと多忙でつらい時期ではありますが、春の大輪という希望を胸に、困難を乗り越えていきましょう!
【本日の投稿】
LiA Project 小野寺 一歴
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