「なぜ」の気持ちを大切に

皆さんこんにちは!本日の記事は小野寺が担当いたします!

皆さんは普段、わからないことがあった時はどう対処しているでしょうか。おそらく、多くの方が「人に聞く」「自分で調べる」と答えるでしょう。「わからないところをそのままにしてはいけない」勉強やバイトなどではよく聞くフレーズですが、果たしてそれを実践できていますか。

例えば、1つ問題を出してみましょう。算数の問題です。

『分数の足し算で通分をするのはなぜでしょう』

小学生の頃からなんとなくやっている分数の計算、受験勉強をのり超えた皆さんには慣れたものでしょう。しかし、あらためてその計算手順を考えると、通分含め多くの疑問が生まれます。皆さんの中でも、この問題を解ける人はなかなかいないのではないでしょう。算数の計算に限らず、こういった事例はよくあります。もちろん、仕事も例外ではありません。

社会人になり仕事が始まると、新しいことを覚えるのに必死になりすぎて、仕事を表面的・単一的に捉えがちになります。しかし、それは数学でいうところの途中を省いた証明と何ら変わりありません。「三角形ABCが直角三角形であることを証明せよ」という問題文に対し、途中過程をすっ飛ばして「三角形ABCは直角三角形である」と答えているようなものです。どんな流れがあって、どういった経緯を重ねて仕事が社会に貢献するか。その過程を知っておかなければ、例えば突然説明を求められた時にこたえることができませんし、新しい仕事を任された時は下地がないために1から勉強しなければならなくなるのです。

全ての事象には流れがあります。流れを無視して答えだけを求めても、意志にそぐわず流されてしまうだけ。ルートを確認し、一か所一か所の流れを把握することで初めて仕事という荒波を制することができるのです。

流れを把握するためのポイント、それは「なぜ」という気持ちです。普段何気なく行っているあらゆることに疑問を持ち、調べる。そうすることによって一つずつよどみが消えていき、全体の流れの把握が可能となるのです。

子どものころと違いたくさんの知識と経験を得てきた今、そんな今だからこそ、純真な子どものように当たり前と思っていることから疑問を探してみましょう。

【本日の投稿】

LiA Project 小野寺 一歴

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