「フィードフォワード」
みなさん、こんにちは!クリエイターズラウンジへようこそ!
今回は、私が大学4年間の学習の中で特に印象に残っている内容を題材にブログを投稿したいと思います。
みなさんは、「自己評価」を英語で何というか、ご存知ですか?
「Feedback(フィードバック)」
ですね。
意味合いとしては、「~を振り返る」という意味がありますが、ビジネス業界等、多くの領域では、先程挙げた「自己評価」といった、客観的に自分を見つめ直す行動を指しています。
しかし大学内の授業で、ある教授は、このフィードバックという言葉に疑問を呈しました。
なぜ、フィード「バック」なのかと。
自己評価をする時、みなさんは何を意識して行っていますか?
例えば、イベント企画・運営をした後、反省会と称しメンバー間でフィードバックをする機会があります。その時、イベント内で出た問題点や、それに伴う改善策を洗い出し、次の機会に活かせるよう努めると思います。
つまり、フィードバックとは、ただの反省会ではなく「次につなげるための架け橋」になる大切な工程なのです。フィードバックがないと、どんなことを次の機会に気を付けるべきか、明確化されません。すると、同じ過ちを何回も繰り返してしまい、時間の無駄になってしまうのです。
これを回避する為、終了したばかりの少しの時間で、課題を明確化し、次には決して失敗しないよう心がけるわけです。
ですが、人はその工程をフィード「バック」と提唱する。
ある意味これは捉え方の問題ですが、「バック」だと「戻る」という意味があり、少々ネガティブなように感じます。
「戻る」=「停滞」、もしくは「悪化」
という感覚があるからです。
そこで、その教授が提唱したのが
フィード「フォワード」
という言葉です。
「フォワード」は「Forward=前進する」という意味があります。
振り返りの中で、必ず意識するのは「以前の失敗を繰り返さない」であったり「改善する」といった、「どこまでも進歩する」という意識です。
進歩は、人の成長に欠かせない重要な変化です。その変化を促進し、更に高みへ押し上げることが、「振り返り」の根本にある目的なのです。
まさしく「フォワード」なわけです。
みなさんも、実際の現場で多くの失敗、挫折を経験されていることでしょう。
それをそのままにしていると、同じ失敗を繰り返し「進歩」しません。
大切なのは「失敗しないようにする」ことではなく、
「失敗をどう克服するか」を考えることなのです。
そのきっかけとして、ぜひ「フィードフォワード」してみてください。
人は「進歩」してこそ、強くなるのですから。
【本日の投稿】
LiA Project 佐藤裕尚
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