私が思う「理想の組織」
みなさん、こんにちは!クリエエイターズラウンジへようこそ!
本日は、またまた一風変わったお話をしようと思います。
みなさんは、
「麦わらの一味」をご存知ですか?
知らない人はいないですよね?アニメ「ワンピース」の主人公、モンキー・D・ルフィが船長をつとめる海賊団です。
最近、私は「麦わらの一味は、スペシャリスト集団だな」と感じています。
真面目になって、何を考えているのと変に感じる方もいると思いますが、真剣に考えてみると、そう感じてしまうのです。
船員を見てみると、剣士・コック・航海士・医者・狙撃手・船大工・考古学者・音楽家
全ての役割が、必要不可欠な役割であり、それぞれがその道のプロといってもいい船員たちです。
それを引き連れるのが、他の誰よりも破天荒だけど、いざというとき爆発的な強さと精神を持つ船長、すばらしいメンバーです。
ここで注目したいのは、「船長を支える船員たち」の存在です。
船長のルフィが「肉を食べたい」と口にすると、コックのサンジは肉料理をふるまい、気分が悪くなると、医者のチョッパーが素晴らしい医療技術で治し、世界政府の旗を撃ち抜けと口にすれば、狙撃手のウソップがパチンコで打ち抜きと、ルフィの言葉一つで、船長の満足のいく結果を生み出します。
まさしく確固たる信頼関係があってこそ、と思いますが、ここにあるのはしっかり指示内容を遂行できる船員たちのプロ並みのスキルや知識なのです。
実際、仕事をしていて感じるのは、会社を経営している経営者は、確固たる信念や思い、こだわりを持ち取り組む一方で、そこにいる社員は、経営者の思いに共感するだけでなく、その信念に見合った働き方や仕事をしなくてはいけないということです。この業務遂行には、信頼や思いといった内心的なものだけでなく、それに見合うスキルが伴っていなくてはなりません。
これは「フォロワーシップ」の源泉になります。会社内で最も大切なのは、経営者のリーダーシップ力以上にこのフォロワーシップなのです。
日々の業務の中で、私はこんなことを言われます。
「一生懸命、真摯に行ってくれるのはいい。だけどそれが指示内容や業務内容とずれていれば、その時間は全く意味ない時間になり、ロスになる」と
つまり、たとえ真摯に誠実に取り組んでも、最終的には「マッチしているかしていないか」
「当たっているか当たっていないか」だということです。
何にマッチしているのか、何と比較して合っているのか、それは経営者の思いであり、上司の考え方やこだわりと比較してマッチしているのかということです。
だからこそ、働き方に答えは決して存在せず、生涯勉強なわけです。
時として経営者は、ルフィのようにフィーリングで物事を判断することもあります。
そういった中でも、「即実行」「即具現化」ができるかどうかは非常に大切なことです。
今就活をしている4年生の皆さんは、「共感」や「興味」で企業を選択しないでください。むしろ、そこに入ってどんな場所で貢献できるか(あるいは貢献できる可能性を秘めているか)を常に確認し、就活を進めてください。
きっとこの世界には「麦わらの一味」のような「プロ組織」があるはずです。
【本日の投稿】
LiA Project 佐藤 裕尚
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