耳障りのいい言葉
皆さんこんにちは!本日の記事は小野寺が担当いたします!
言葉というものは本当に不思議なものですね。ほんの少しの表現の違いで、相手に与える印象がまるで変わってきます。
私たちの日常において、言葉とは欠かすことのできない存在です。意思を伝えるツールとして、発するだけでいい言葉は非常に便利なコミュニケーションツールと言えるでしょう。
一方で、誤った表現や場にそぐわない言葉を使ってしまうと、全く別の意味でとらえられてしまい、誤解を生む可能性もあります。普段から言葉遣いには気を配りたいところですね。
就活においても、言葉遣いは非常に大切な要素のようです。人事経験のある父も、
「履歴書やエントリーシートを見るときは、内容よりも先に言葉遣いに注目する」
と言っていました。特に気を付けてみているのは、「耳障りのいい言葉を使っていないか」だそうです。
父によると、
「例えば『とりあえず』っていう表現をよくみるが、『あなたの企画や経験に対する熱意は、とりあえずの一言で済ませられるほど軽いものなのか?』と突っ込みたくなる。『重要な~の1つです』と言われると、『じゃあ他にはどんな重要な活動があるの?活動を通じてあなたが学んだことは、重要なことの1部分だけなのか?』と聞きたくなる。
耳障りのいい言葉、つまり『それっぽく聞こえるけど実は中身がこもっていない言葉』を使う人は、やっぱり中身がこもっていない人に見えるんだ」
とのことでした。
耳障りのいい言葉は、上手に使えば便利な表現です。『とりあえず』という言葉は目標などに使うと『とにかくやりたいというやる気』が現れますし、『重要な~の1つです』にしても教科書や参考書で使うと、読者に「他にも重要なことがあるんだ」と予想させ、興味をひくことができます。状況次第で使い分けるよう心がけましょう。
便利なものであるからこそ、誤った使い方はあなたの身を滅ぼします。くれぐれも、
耳障りのいい言葉のご利用は計画的に!
【本日の投稿】
LiA Project 小野寺 一歴
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