旬の味わい

皆さんこんにちは！本日は小野寺が記事を担当します！

先日、立春が過ぎました。寒さはまだ厳しい2月ですが、徐々に日脚もながくなり

春の足音が少しずつ聞こえ始めてきたように感じます。

季節の変わり目には、旬の食材が食べたくなりますね。この時期が旬の食材と言えば、サワラにカキにフキノトウなどが挙げられるでしょうか。旬とは食材が最もおいしく食べられる時期を指しますが、これを人生に置き換えてみましょう。人生の内最もモラトリアムを謳歌する大学生は、まさしく人生の旬と呼べる時期ではないでしょうか。

旬の食べ物を使った料理は確かに美味ですが、それ単体では少々物足りなく感じます。やはり旬の味わいを最大限に楽しむには、それに合った酒が欲しくなりますね。脂が乗ったサワラは日本酒で口の中をキュッと引き締め、クリーミーなカキはフレッシュな酸味の白ワインがさらに甘さを引き立て、フキノトウは天ぷらにしてビールを煽れば後味をすっきりさせてくれます。料理に合う酒を添えるだけで、旬の味はより深みを増すことでしょう。

先ほど大学生は人生における旬の時期であると言いましたが、やはり一人では味気ないものです。友人や恋人など、あなたの旬の味にとっての酒があるだけで、大学生活はより味わい深いものとなるでしょう。皆さんも、人生の旬を味わい尽くすために最高の酒を見つけられるといいですね。

さて、酒は料理のベスト・パートナーではありますが、飲みすぎてしまえば旬の味そのものが分からなくなってしまいます。大学生活でも、親密な関係が多すぎると、酔いが回ってあなた自身の旬の味わいを楽しめなくなるかもしれません。

また、酒に合う肴を選ぶように、相手に合わせて自分を変えてはいませんか。ある程度は必要ですが、それで自分の旬の味を忘れてしまっては元も子もありません。

くれぐれも悪酔いなどされませんよう注意しつつ、人生の旬を堪能してくださいね。

【本日の投稿】

LiA Project　小野寺　一歴